サジー果実

果実そのものはなかなか日本では手に入らない貴重品です。
サジーの果実は9月~10月の間に実ります。種類により大きさ、色、味、成分が異なります。
種によってイクラの卵くらいの直径5mmくらいの実をつけるものや、1cmくらいの実をつける種もあります。表皮は柔らかく痛みやすく、枝には棘があるので収獲は非常に困難でコストがかかります。サジーは種の拡散のため11月~2月の冬の間ずっと実を落とさず、鳥が食べるのを待ちます。そして鳥の体内にいる間、種は通常の何倍ものスピードで成長するといわれています。
果実の栄養価は非常に高く、サジー原生林の野生動物や野鳥の貴重な栄養源になります。